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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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新潮現代国語辞典
【新潮社】
発売日: 2000-02
参考価格: 3,045 円(税込)
販売価格:
中古価格: 5,230円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
稀に見る優れた国語辞典
ほとんどの用例が昭和20年ぐらいまでの文学作品から採られていることは有名だが、この辞書の長所はそれだけに尽きない。
先ず、見出し語が、和語は平仮名、漢語とそれ以外の外来語はカタカナで表記されており、一目でどれが和語でどれが漢語か認識出来る。例えば「終わる」なら「おわる」、「終了」なら「シュウリョウ」となっている。「ガリ版」の様な和漢混合語なら「がりバン」という具合に。小さな工夫かもしれないが、これは非常に有益だ。(『言海』と『大言海』以外でそういうことに気を使っている国語辞典があまりないのが現状。)
次に、定義が簡潔で、マトを得た自然な日本語で書かれている。「その人が必要とするところの…」式の関係代名詞を無理やり日本語に訳したような、あるいは、六法全書みたいな、目障りな言葉使いをしていないところがいい。(国語の規範を示す役割を持った国語辞典がそういう言葉使いをしている場合が多いのが現状。)
さらに細かいことを付け加えるなら、安っぽい二色刷りにもしていないし、全体の統一を崩すコラムなどがないのもいい。製本技術はすばらしいの一言だろう。ページをめくる度に感覚的・物理的満足感さえ与えてくれる。この第二版は第一版より200ページほど増えているが、新しい言葉が増強されているだけでなく、紙質がよくなっており、裏が透けぎみで読みにくいという問題もきれいになくなっている。(この問題さえなければ、第一版は薄くて持ち運びに便利なのですが…) 用例の豊富さが一番の特長 普通、このクラス(3,000円前後の価格帯)の辞書だと、用例(語句の使用例)は辞書編集者の作例であることが多い。しかし、新潮現代国語辞典の用例のほとんどは、森鴎外、芥川龍之介、志賀直哉などの近代文学作品から引用されている。しかも、すべて出典が記されている。したがって、ある言葉を引くと、その言葉がどの年代に、どのように使われていたのかがわかる。わたしは、辞書を引いたときに用例に目を通したことはほとんどなかったが、この辞書を使い始めてからは、必ず用例を見るようになった。そして、言葉の使い方にも気を配るようになってきたように感じている。 すばらしい辞書です 売り上げ順だとあまり人気がないようですし、書店にも置いてないところが多いようですが、この辞書は、硬派で、すでにご紹介があるように、近代文学から用例をとり、その出典を示すという、途方もない苦労が詰まっています。その分、言葉に対する厳格さがあり、新語(新用法)を収録するという最近の辞書のトレンドからすると次の改訂はどうするのだろう、と思ってしまいます。たとえば、新明解・名鏡に載っていてもこれに出ていなければ日本語ではないというのも一つの立場として成立すると思います(そういう例は、コンピュータ、ITに限りません。)。2版が平成11年ですから、そんなすぐには新しい版は出ないと思いますが、明治から平成10年時点の日本語の姿を捉えた確かな辞書として買っておいて損はないと思います。(もちろん、複数辞書の使い分けをしないで本辞書のみでもたいていの日本語は読み書きできると思います) 柳瀬尚紀氏も推しています。 ジェイムス・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を、多数の辞書を駆使して翻訳する偉業を成し遂げられた柳瀬尚紀さんが、『辞書はジョイスフル』(ISBN4101481117)の中で、当該辞書について次のように書いています。「実は、小型の国語辞典で、現在、筆者がいちばん愛用しているのはこの新潮現代国語辞典だ。小型ながら、序に述べられている『著名な言語作品から実用例を求め』るという編集方針が徹底していて、文学的に、というか、『言語作品』的に、面白く読めるからである。 この面白く読めるということが、使う側からすれば辞書に期待する大きな要素だ。辞書は引いても、どうせ忘れる。だから何度でも引くことになるのだが、辞書が面白ければ何度も引くのが億劫ではない。」(p63,4) 私見で恐縮です。「小型の国語辞典」では、『新潮現代国語辞典』が確かに「面白」さで一推しの辞書ですが、「大型の国語辞典」も選択の対象に加えるならば、なんと言っても『学研国語大辞典』(ISBN4051035018、もしくは机上版のISBN4051035026)に勝るものは無いでしょう。『新潮現代国語辞典』より収録語数の点で2万3千程多いだけですが、書籍の大きさは23万の収録語数を誇る『広辞苑』と同程度あります。その用例のボリュームは他を圧します。明治以降の小説・戯曲・詩・評論・新聞から採集した用例は出典も明確にされていて、ちょっとした「詞華集」と言っても過言ではありません。そして、用例の採集は戦後にも及んでいます。 あくまでも携帯性やハンディーであることを求める向きには『新潮』を、多彩な用例をじっくり味わいたい向きには『学研』をお奨めいたします。 ありそうで、ない 国語辞典の主な単語に用例が載っているのは至極当たり前のことではありますが、その用例を現代小説(明治以降)、評論、詩、童謡から引用している辞典は他に無いはずです。出典作家は、 芥川龍之介、石川啄木、伊藤左千夫、伊良子清白、岩波茂雄、上田敏、内田魯庵、大杉栄、小津安二郎、仮名垣魯文、川端康成、北原白秋、北村透谷、木下杢太郎、国木田独歩、幸田露伴、小林多喜二、斎藤茂吉、斎藤緑雨、坂口安吾、佐々木邦、佐佐木信綱、サトウ・ハチロー、佐藤春夫、志賀直哉、島崎藤村、昭憲皇太后、末広鉄腸、高村光太郎、太宰治、谷崎潤一郎、田山花袋、坪内逍遥、土井晩翠、永井荷風、中勘助、中島敦、長塚節、夏目漱石、西周、野上弥生子、野口雨情、野村胡堂、萩原朔太郎、林芙美子、樋口一葉、手塚らいてう、福沢諭吉、二葉亭四迷、正岡子規、正宗白鳥、宮沢賢治、三好達治、室生犀星、森鴎外、柳沢健、山田美妙、与謝野晶子、若山牧水、と錚々たるものです。 これだけ見ると、国語、国文学を勉強する人向けと思われるかもしれませんが、決してそうではなく日常に何ら問題なく活用できます。 同音異義語も解り易いです。 余談ですが、新明解と両方読み比べてみると面白いです。 ただ、「こだわる」でBふつう無視されているあることに、意義があると考える。「シーフードにこだわった」と、最近の間違った使い方を三つ目の意味として注釈無く載せたのは、言葉は進化するものだとしても辞典としての役目を考えると承服しかねるので☆一つマイナス。
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[ 単行本 ]
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有斐閣 法律用語辞典
【有斐閣】
発売日: 2006-03
参考価格: 6,510 円(税込)
販売価格: 6,510 円(税込)
Amazonポイント: 65 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 5,200円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
辞書としては最適 用語が端的に解説されているので、じっくり勉強するには最適。
ただし、採用試験、昇任試験としては詳し過ぎるかも。
また、値段が高いかな。 時間を浪費したくない方はぜひ!
定義を確認したり、記憶を喚起するのに極めて有効です。
学術書や予備校の参考書で学ばれた方も勉強時にこの一冊を利用すれば定義を見直す際に時間を浪費することはありません。
値段は高めですが、その内容を見れば納得できるはずです。
読書には国語辞典、法律学習には法律用語辞典!
まさに切っても切れない関係ではないでしょうか。
某講師言う通り 国語辞典のように、使いやすいです。
某講師も講義でおっしゃってました。
高価なものですが、持っていると結構重宝します。
ただ、法律学小辞典に比べると、解説がすくないですが。
ちょっと、言葉の意味をしりたい、確認したいといううときは、この本は使いやすいと思います。
解説がしっかり載っているものが欲しいのでしたら小事典を、国語辞典のように意味を知りたいのが欲しいのであればこの本を、購入してください。
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王朝語辞典
【東京大学出版会】
発売日: 2000-03
参考価格: 7,140 円(税込)
販売価格: 7,140 円(税込)
Amazonポイント: 71 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 5,200円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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学研国語大辞典
【学習研究社】
発売日: 1984-01
参考価格: 11,550 円(税込)
販売価格:
中古価格: 5,129円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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外国人のための基本語用例辞典 第3版
・文化庁
【東京官書普及】
発売日: 1990-10
参考価格: 5,103 円(税込)
販売価格: 5,103 円(税込)
Amazonポイント: 51 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 7,078円〜
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・文化庁
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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モダン語辞典 (近代用語の辞典集成)
【大空社】
発売日: 1995-09
参考価格: 5,097 円(税込)
販売価格: 5,097 円(税込)
Amazonポイント: 50 pt
( 在庫あり。 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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新文芸辞典 (近代用語の辞典集成)
【大空社】
発売日: 1995-09
参考価格: 5,097 円(税込)
販売価格: 5,097 円(税込)
Amazonポイント: 50 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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新潮国語辞典―現代語・古語
【新潮社】
発売日: 1995-11
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
Amazonポイント: 50 pt
( 在庫あり。 )
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カスタマー平均評価: 5
独自の工夫に長所あり 機能語の解説では明鏡に劣るし、語の意味・用法をただ調べたい場合なども他の辞典で間に合ひますが、この辞書にしかない長所を求めて、私はしばしばこの辞書を開きます?実際は大抵机上で開きつぱなしになってゐます。
まづ第一に、現代語と古語の間に差別を設けずに記述し、言葉の歴史的側面をよく読み取れる様に纏められてゐること。第二にそれを補ふ様に、漢語も外来語扱ひにしてカタカナ見出しにしてあること?これが実にうまく辞書の性格を補つてゐるのです。さらに出典も、多くは最古の文献を示してをり、巻末には主要出典の概説つきリストもあって、ちょっとした古典文学案内にもなってゐます。
普段空気のようにあたりまへに使ってゐる言葉の、思わぬ歴史の深さ?頻繁に示される万葉集からの用例など?を見つける新鮮さ、漢語と思ってゐた言葉が実は和語であるといふことを一目の下に悟る、明晰さといふ快感、わがことばを知ることの喜びとでもいふものにあふれ、自分としては、座右に置くに十分な優れた書物であると感じてゐます。
歴史的言語としての日本語の姿をうまく捕らへた希少価値の高い中辞典、時代の流れや新しい研究成果を踏まえた改訂も必要になつてきませうが、これからも版を重ねていつてほしいものです。 現代語辞典からこちらも 新潮の現代語辞典の評判が、売れ行きではそれほどでないものの、
レビューの内容が好評だったので、書店で手に取り、購入しました。
もともとは翻訳をするのに、翻訳臭を取るのに、どのあたりまでが日本語表現として許容されるのかを常に確かめるために現代語辞典を買ったのですが、
こちらの現代語・古語は、用例が古文から取られていて、現代語辞典の近代文学からの用例採取とは異なった方針であることがわかり、買いました。古文の勉強は、高校以来卒業してしまった私は、古語部分は「引く」方法では使わないかもしれませんし、たいていの皆さんも同じと思いますが、「読む」楽しさがこの辞典にはあります。いうまでもなく用例が出典の示された古典であるという理由です。古語といい現代語といい同じ日本語である、というのが編集者の主張です。たしかに、と思いつつ、国語辞典と古語辞典は、別の本であるというのが常識的なので、普段使う言葉とそうでない言葉が一冊の中に同居しているこの本の独創性は貴重だと思います。 正仮名遣いで文章を書くとき重宝する。 〜評論家の福田恆存氏もすすめていた辞書です。それで使ってみる気になりました。個人的には見出し語が全て正漢字ならもっとよいと思うのですがそうなっては実用的ではないでしょう。 〜〜 特色として、和語と漢語をひらがな・カタカナで区別していて分かりやすい。言葉の出典も紹介されています。慣用句が豊富にとりそろえてあり暇なときはそれを読んで楽しむことも出来ます。 〜〜 大言海も魅力ですがなにぶん大判なので、ハンディな新潮のほうが実用的です。僕は、三省堂の新明解からの乗り換えました。今までのところ不便を感じたことはありません。〜
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[ 大型本 ]
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MC★あくしず vol.2
・田村 尚也 ・金子 賢一
【イカロス出版】
発売日: 2006-09-20
参考価格: 1,300 円(税込)
販売価格:
中古価格: 5,000円〜
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・田村 尚也 ・金子 賢一 ・野上 武志 ・島田 フミカネ ・西E田 ・じじ ・宇佐見 ・重戦車工房 ・RAIDON ・大藤 玲一郎
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カスタマー平均評価: 5
勢いそのままに 他のレビューにもある通り、入り口は確かに「萌え」だが、一定ラインを超えて「燃え」に転化できるミリタリー入門の良書。
深くミリタリーの知識を持てば持つほど、笑えるポイントが増えていくというスルメのような内容。
次も期待大。
…ただ、その発想(主に「萌え」)のぶっとびっぷりは想定外。 無題 いい雑誌です。
最初、「なんでもかんでも最近は女の子だな・・・」と否定的でしたが、読んで意見を変えました。
どのコラムもよく調べられており、歴史の教科書なんぞを読むより、この雑誌を読んだ方がためになります。
内容量が豊富だからという意味ではなく、歴史を語るという意味がよくわかっている雑誌だからです。
歴史を語るには年号や結果どうなったかより、「何故、その行動を行ったか」を考えるのが重要です。
この雑誌はそれがよくわかっている人達が、とてもよい仕事をしています。
(あんまり萌えが好きッ!ってわけではない私の場合、
正直、最初のノーパンのゼロ戦女の子は少しひきましたけど)
付録の辞典も薄いながらもよくまとめられており、いいものでした。
(中のウサギの絵が本人達も言ってる通り無関係で、よく意味がわかりませんでしたが)
特集のビルマ航空戦も最高です。 うう、やっぱり日本の戦闘機は最高です!
vol.3が出るのがとても楽しみな雑誌です。 いっそ月刊にならないかなぁ。 強烈です…。(笑) 噂のミリタリー&萌えの結晶とも言える『M.Cあくしず』のVol.2 がついに発売です!Vol.1でも相変わらず濃い内容でしたがVol.2もこれまた濃い!個人的に楽しみにしていた兵器の擬人化イラストが前作よりさらに多くなっており、日本、米、英の戦闘機や爆撃機などが萌えを重視したイラストになっていたり擬人化萌えな方には堪らない内容です。イラストも比較的レベルが高いのですが、悲しいかな2ページしか担当していない速水螺旋人氏のイラストが多大に足を引っ張っている感があります…、萌えないんですよね。他にもあの『萌える戦車学校』も連載されており、非常に読み応えもあります。それと今回のVol.2には前回のVol.1で指摘のあった『軍事用語』の難解さに対応した用語小冊子も付録として付いています、これも初心者の方の入門から詳しい方の再確認まで広く使える代物です、こういった小冊子はこれからも付くとミリタリー離れの著しい昨今、少しは効果が出ると思います(笑)今回も大満足の内容でしたので評価は★5で!
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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四字熟語活用読本
・藁谷 久三
【青年書館】
発売日: 2000-01
参考価格: 1,659 円(税込)
販売価格:
中古価格: 5,000円〜
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・藁谷 久三
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カスタマー平均評価: 0
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