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英語教育

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英語教育 2009年 07月号 [雑誌] だから英語は教育なんだ―心を育てる英語授業のアプローチ 大修館 英語授業ハンドブック 中学校編 英語教育用語辞典 英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます 成功する英語授業!50の活動&お助けプリント (目指せ!英語授業の達人) 日本の英語教育 (岩波新書) 英語教育 2009年 06月号 [雑誌] 英語教育はなぜ間違うのか (ちくま新書) アウトプット重視の英語授業
英語教育 2009年 07月号.. だから英語は教育なんだ―心を育.. 大修館 英語授業ハンドブック .. 英語教育用語辞典 英語教育熱 過熱心理を常識で冷.. 成功する英語授業!50の活動&.. 日本の英語教育 (岩波新書) 英語教育 2009年 06月号.. 英語教育はなぜ間違うのか (ち.. アウトプット重視の英語授業


英語教育 2009年 07月号 [雑誌]

[ 雑誌 ]
英語教育 2009年 07月号 [雑誌]

【大修館書店】
発売日: 2009-06-12
参考価格: 800 円(税込)
販売価格: 800 円(税込)
( 在庫あり。 )
英語教育 2009年 07月号 [雑誌]
 
カスタマー平均評価:   0

だから英語は教育なんだ―心を育てる英語授業のアプローチ

[ 単行本 ]
だから英語は教育なんだ―心を育てる英語授業のアプローチ

・三浦 孝 ・中嶋 洋一 ・弘山 貞夫
【研究社】
発売日: 2002-05
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
 Amazonポイント: 25 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,650円〜
だから英語は教育なんだ―心を育てる英語授業のアプローチ ※一部大型商品を除く
三浦 孝
中嶋 洋一
弘山 貞夫
カスタマー平均評価:  5
小学校教員も是非読んでください!!
小学校の英語のレッスンが 民間の英会話スクールのものと同じだったら 何も小学校でやる必要は無いのではないかと思います (決して英会話スクールを否定している訳ではなく) 毎日子どもたちと接している学校の教員だからこそ出来る英語の教育 そういうモノが小学校で出来るんじゃないかと この本を読んでとてもやる気になりました。 「英語は単なる道具ではない。英語を通じて子どもたちの 人間形成や心の育成をも図っていくべきである」 頭をがーんと殴られたような衝撃です。 これこそ、小学校から始めていくべきモノではないんだろうか、と。 小学校で「英語」を教えようとするから、色々な反発がある訳で もしこの先生方のような事が小学校でも出来たなら 世の中も大きく動くと感じています。 自分もその原動力になりたい、と強く思います。
英語教師必携の書
この本は英語指導のプロの方々によって執筆され、4部構成(1.理念編、2.実践編、3.指導法編、4.体験編)になっています。理念編では心を育てる英語教育の原則を4項目(日本において真に意味ある英語教育、生徒のほうを向いた英語教育、人を生かす英語教育、人と人とを結ぶ英語教育)に分けて解説しています。実践編ではShow &Tell、チェーンレター、リレーノート、なりきり作文、関係代名詞・不定詞・比較級の授業例を扱っています。指導法編ではシャドウイング、言い換え訓練、協同学習、意見交換、映画を使った授業、詩、俳句、問題対処力を育てる活動、自己防衛の英語力養成を扱っています。体験編では5名の体験談が掲載されています。コミュニケーションを重視した指導法、読む・聴く・書く・話すの4技能をどのように組み合わせた活動をすればよいかなどヒントが満載だけでなく、教師の理念形成にも役立つバイブル本です。英語教師の方または英語教師を目指される方の必読書です。
英語講師にもそうでない人にもお薦めしたいです。
小学校で、英語を教えています。 これでいいのか・・・。という思いや、どうすれば子供がイキイキできるのか・・・。など霧の中にいたものですから、本が届いていっきに読破してしまいました。 私のように霧の中にいる人はもちろん、そうでない人にもお薦めです! 小学校英語教育反対!の先生も一読の価値はあると思います。
感動した。
読んで非常に感動しました。英語を教える方法ばかりを追求しているとつい本当に大切なことを忘れてしまう先生は多いと思う。英語教育の是非を問う議論が空回りしている時代ですが、地に足が着いていないと感じている英語の先生は読んできっと損はない。勇気を与えてくれる本で、やるきがじわりと沸いてくる内容だ。
教師として考えさせられる本
英語教師としてのスキルばかりが重視されている昨今,教師としての感性を磨いたり,人間としても魅力ある教師になることは重要だなと思わされるのと同時に,大変元気をもらう一冊です。これまで様々な理論・実践の本を読んできましたが,この本は今までに読んだ本とはどれとも違います。思わず中身に引き込まれ,あっというまに読んでしまいました。また,理論編と実践編にわかれていて,実践もとても具体的に書かれています。

大修館 英語授業ハンドブック 中学校編

[ 単行本 ]
大修館 英語授業ハンドブック 中学校編

【大修館書店】
発売日: 2009-04
参考価格: 3,780 円(税込)
販売価格: 3,780 円(税込)
 Amazonポイント: 37 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,410円〜
大修館 英語授業ハンドブック 中学校編 ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:  5
授業実践に役立つすばらしい内容
英語の授業に必要な組み立て、授業の基本パターン、音読のバリエーション、文法指導、入門期の指導、評価、コミュニケーション活動、統合的な活動、家庭学習のさせ方など、すばらしい実践例を知ることができる。さらに、英語の授業に必要な理論、アイデア、技能別トレーニングなど、すべてが網羅されている。 さらに、DVDがついており、今まではわかりにくかった実際の授業でのテクニックや指導方法がとてもよくわかる。 初心者からベテランまで英語授業関係者は必携の一冊。

英語教育用語辞典

[ 単行本 ]
英語教育用語辞典

・白畑 知彦 ・村野井 仁 ・若林 茂則 ・冨田 祐一
【大修館書店】
発売日: 2009-04
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
 Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
英語教育用語辞典 ※一部大型商品を除く
白畑 知彦
村野井 仁
若林 茂則
冨田 祐一
カスタマー平均評価:  5
ずっと愛用してます!
1999年の初版もとても役立ちましたが、今回の改定版も、時代に合わせて内容も変化させていて、最近の情報を知るのにもとても便利だと感じました。専門書を読んでいて用語が分からない時にさっと引けて使い勝手が良いです。おススメです。
コンパクトで、とても便利です。内容も充実しています!
10年ぶりの改訂で、新たに150語が加わっています。 論文や専門書等を読んでいて、自分の知らない、あるいは忘れていた教育用語を調べるのにとても便利です。 用語について細かくは記述していませんが、概要を知るのには十分です。 また、それぞれ用語の説明の後に参考文献もあるので、詳しく知りたい方はそちらも参照されるとよいかと思います。 コンパクトなので、持ち運びにも便利で、前版も含めて長く愛用しています。 外国語の教員や、第二言語習得を学んでいる方など、外国語教育に携わっている方すべてにとって必携だと思います。

英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます

[ 単行本(ソフトカバー) ]
英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます

・金谷 憲
【研究社】
発売日: 2008-11-26
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
 Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます
金谷 憲
カスタマー平均評価:  5
納得!
 読んでいて、納得のいくことばかり。英語教師として普段感じるフラストレーションをすっきりさせてくれました。  英語が話せるようになりたいと言っても、部活動はあんなに毎日練習をしていても、実技である英語はそこまでやる生徒も少ないです。ミラクルな習得法はやっぱりなく、身に着けるための練習と具体的な到達目標が大事だと改めて確認できました。
まさにそのとおり!
巷でまことしやかに囁かれている英語に関する情報がいかにおかしいか、論理的に述べられている。冷静に考えれば当たり前のことばかりなのだが、英語コンプレックスの裏返しか、冷静さを失ってしまう人がいかに多いことか…。母語もしっかりしていない時期から英語を身につけさせようとすることとが、いかに愚かなことかということに早く気付いてほしいものだ。 この本は英語教育に携わる人はもちろんのこと、子どもをお持ちの方にも読んでもらいたい、良書だと思います。
抜群の説得力
英語を習得するための 「まともな」道のりを きちんと論理立てて説明してくれます。 いかに世間でデタラメな 英語論が説かれているか 気づかせてくれる本です。
「ニーズと教育方法のミスマッチ」という分析は秀逸
英語教育学が専門の東京学芸大学教授の著者が、英語教育に関して世間で通用している非常識の様相と原因を分析している。 著者は端書きで、あえて十分なデータがあるとは限らないものでも、踏み込んで書くため研究書という形ではなくエッセイ風にまとめていると書いている。これはもちろん学者としての用心さにもとづく断り書きではあるが、そんなものが必要ないほど内容は納得がいくものであり読者は安心して良い。 本書の中心は、英語教育に非常識がはびこる原因を主として社会的な側面から考察することである。例えば「日本人は外国語下手?」とか「通じないのは発音のせい?」といった、世間一般に信じられているが実は根拠がない主張(残念なことに、こうした誤解を脅しに利用しているデタラメな学習法が多い)について、分かりやすくその非を説明している。 評者は「英語教育を巡る非常識状態は、この『ニーズと教育方法のミスマッチ』から来ていることがきわめて多い。」という著者の観察に賛同する。日本社会の英語に対するニーズの分析すらきちんとできていないのだから、その後の混迷は当然だ。 パートIIIでは英語教育についてのやや具体的な提言を示している。著者はこれが本書の主な目的ではないとしているが、それでも現状の問題点を指摘する言いっぱなしに終わらせないのはすばらしい。 ここでも英語のニーズとの関係を真剣に考えている。例えば、上級の公務員に対しては入省10年以内に高度な英語運用力を身につけることを義務づける、という提案がされているが、これも公益を担う立場にある者は英語を使ってその公益をデフェンドできなければいけないという考え方にもとづいている。こうした思考こそが日本社会の英語へのニーズを分析する正しい視点である。 英語に関係する教育者、研究者、政策関係者、そして一般の人すべてに読んでほしい。
俯瞰力
やはり金谷先生の英語教育界に対する俯瞰力は凄いです。 学習指導要領の件。現場がみな感じていることなのでまさに「痛快」です。 「実践的」とか「発信力」とか文科省の文言に振り回されずに 上滑りしない指導を、われわれひとりひとりが実践したいものです。

成功する英語授業!50の活動&お助けプリント (目指せ!英語授業の達人)

[ 単行本 ]
成功する英語授業!50の活動&お助けプリント (目指せ!英語授業の達人)

・大塚 謙二
【明治図書出版】
発売日: 2008-06
参考価格: 2,163 円(税込)
販売価格: 2,163 円(税込)
 Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
成功する英語授業!50の活動&お助けプリント (目指せ!英語授業の達人) ※一部大型商品を除く
大塚 謙二
カスタマー平均評価:  5
素晴らしい!!
実際授業で取り入れてる活動はこの著者の大塚先生のアイディアが多いです。特にフラッシュカードのやり方(オリジナルですごい!)、本文の効果的な扱い方、ペアでのeasy questionsなどテンポよく、飽きさせないで、楽しく力のつく授業が出来ますよ。ある程度の教師としてのクラスをコントロールする力はほしいですが、この本のアイディアは単なるゲームではないです。今までの達人とかの授業はこういう本質的な部分がかけていて、凝りすぎていたのです。シンプルでもここまで出来るアイディア満載です。大塚先生、ブラボー!!素晴らしい!!
単なる活動・プリント集ではない!
この本は、英語の授業が効果的に成立する理論を最初に、 簡単にしかし正確に紹介しています。 次に、授業の最初の15分間に行う、 Q&Aや語い・文法力を高める活動を紹介していますが、 種類だけでなく、一斉、ペア、グループなど 様々な形態を紹介している点が、類書とはひと味違う部分です。 後半にはフラッシュカードと様々な音読のバリエーションが紹介されています。 全体を通して、一つ一つの活動を段階を追い、 細かく、必要な用具などを詳細に説明されています。 単なる活動集に終わらないのが素晴らしいところです。 授業の骨格ができ、さらにステップアップしたい時に 使える良書です。
こんな本がほしかった!
幸福単語集などユニークで英語力が楽しくつくワークシートや、授業の決まりなど授業経営に役立つワークシートまで、授業ですぐに使えるアイデアがいっぱいですね。 1冊で3年間の授業に役立つ、こんな本がほしかったです。
英語が得意な生徒から苦手な生徒まで楽しく参加できます!
 中身を見るなら明治図書オンラインのほうがページの中身が読めるのでいいですね。  多忙な先生や新人の先生たちにおすすめだと思います。授業の準備を簡単に、そして、生徒が楽しく力をつけるためのプリント集+活動集です。英語が得意な生徒から苦手な生徒まで全員が楽しく参加できるようになっていました。授業の理論、50種類+αの活動や教科書本文の扱い、語彙指導、音読、大切な1年生の指導などをあつかっています。授業の壁にぶつかっていたり、自然なコミュニケーション活動、発話の活動を取り入れたい方などおすすめです。私もいくつかの活動を試してみましたが、生徒が活発になりました。

日本の英語教育 (岩波新書)

[ 新書 ]
日本の英語教育 (岩波新書)

・山田 雄一郎
【岩波書店】
発売日: 2005-04
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
日本の英語教育 (岩波新書)
山田 雄一郎
カスタマー平均評価:  3
英語を仕事で使える日本人を増やす為には?
 この本をベースに今後の英語教育はいかにあるべきか 活発なDiscussonが行われ社会政策づくりが進むことを期待します。   語学力の取得には本人の努力が必要ではありますが Oxfordの実績のある教材や、作文や会話等毎週、実践する環境、先生方のLevel Up等 総合的にシステムの再構築が必要と思われます。   世界経済の 3分の1を日本が占めていた 高度成長は終わり、G7からG20の時代、又、GDPの7?8割がService産業となった現在、海外から収入を上げるには英語力のある人を増やす必要があります。 日本の英語教育の問題点、高校や大学での交換留学等に備える為の教材について理解する為、英語に関する本を色々と読破しておりますが、本書は現状を理解する上で大変参考になります。 Page101にEuropeでの語学に関する共通判断基準の表があり、熟達Level, 自立Level,初級Levelとあり、確かに どのLevelになりたいのかは 人それぞれであり、 Needsに合った長期に亘る体系的な 教材が必要と思います。  Top LevelのC2のImageは海外の大学で博士号を取得し 海外で大学教授になる人や日本に戻り継続的にOpinion Leaderとして海外と継続的にやりとりが求められる人。 それ以外は国際弁護士、企業人で海外との交渉経験が豊富な人でしょうか。     Oxford University Pressの子供向けの英語の教材は 簡単な文法、発音、単語を中心に 一つ一つ積み上げており、 (Blocks of Learning) 基礎の説明を十分しないうちに 異なった文法の会話文の暗記させる教科書のPatternでは 問題と思われます。   ポパイなど簡単なアニメをTVで流したり、国内のMcDonaldで 英語で注文を受ける等 楽しみながら英語を使う機会を増やす必要がありましょうか? 費用のかかる海外旅行をせねば英語を話す機会がないのでは問題です。  Action Item:   教材やシステムを全面的に見直すために 海外の教材の動向など集合知を利用する。(Internet) 大学の入試は Toeflのみとし Center試験の英語はやめる。 (元多摩大総長のオーストラリア人の Clarkさんは 大学受験の英語試験は問題と同氏の著書”日本の教育は変われないのですか?”にて主張。   段階的に国内中学、高校の英語教師は 高校、大学で最低一年の留学経験があることを必須とする。 (このための返済不要な奨学金制度を設ける、 ALTにざくざくお金をかけるよりBetter?)     英語教師には 段階的に TSOLの修士を義務付ける他、過渡期にはToefl等のテストScoreを公表することを義務付ける。 (先生方にもプロとして 技量を向上していただく必要があります、Finlandでは先生の修士取得は学費無料だそうです)   高校の物理、数学の教科書等は英語を併記し 英語での授業をInternetで流す。(Finlandでは高校以上はすべて英語の教科書と聞いたことがあります)   簡単な英語での論文、Debate, ドラマなどのコンテストを増やし、大学のAO入試や海外留学の際の奨学金の選考材料とする。   英語のみで学位が取得可能な学部を増やし、海外からの留学生を増やす。   企業の新卒採用に割合の制限を設け Working Holidayにて海外生活をする若者を増やす。(目的があれば中学からの英語の勉強も工夫すると思われます)      
歴史のレビューはいいが結論はいただけない
前半を読んだところで、さすがは岩波新書だと思った。わが国の英語教育の歴史や、英語教育論(教育論といえるなら)の歴史のレビューがきちんとしてある。英語教育が役に立たないと言う不満は、明治時代からあって、しかも、基本的な構造は全く同じだ。 次に、現在の英会話主義に対する批判が展開される。私も、最近の英会話主義には危惧を感じているのだが、批判の端々に、現在の英語教育を肯定する論調が見られて、何となく居心地が悪くなってきた。 そして、結論は、きっちり文法をしないといけないのだから、わが国の学校英語教育は基本的には今までの方向で良いのだ、というものに落ち着く。うーん。それはないでしょう。 著者曰く「受験英語」などと言うのは幻想で、ずるをして英語の入試を通ろうとする姑息な勉強法のことで、入試の英語は英語の王道なのだそうだ。まあ、「英語教育の専門家」としてはこういう結論になるのだろう。しかし、実際に英語を使うはめになった人が、「ごむりごもっとも」という訳はない。今年のセンター試験の英語の問題を見ても、あまりにバカバカしい「受験英語」問題がかなりの量含まれているのは明らかなのだ。 私の立場は「超英語法」の野口悠紀夫氏とかなり近い(本の丸暗記なんて簡単という立場は、私にはとれないが:ハイ、単に頭が悪くて覚えられないだけ)。両氏の差は、英語で仕事をしている人と、英語を仕事にしている人の違いであろう。英語教育が育てなければならないのは、英語で仕事ができる人なのだ。
正論です!
私は某国立大学で第二外国語を教えている者です。近年の勤務先の英語教師たちの、TOEIC対策に傾斜した英語教育を苦々しく思っていましたが、この本を読んで溜飲が下がりました。世の中には、ちゃんと物を考えている英語教師もいるのだということを再認識し、安堵しました。しかし、著者のようなまっとうな、しかし地味な意見というのはなかなか俗受けしないでしょうから、しょせん少数意見にとどまってしまうのでしょうか。本書を読んで良識ある英語教師がひとりでも増えることを願ってやみません。
 なお、本書は叙述がやや単調で、平板です。たとえば、福澤諭吉が25歳のとき横浜を訪れ、自分の得意のオランダ語がまったく役に立たなくて愕然とする場面はいろんな人がいろんなところで引用しています。こういうエピソードを引用する際にはよほど切り口がおもしろくないと人目を引かないと思います。
 本書に述べられている正論が世間で認められて多数派になるためには、やはり読者をおもしろがらせたり、ハッとさせたりする工夫と言いましょうか、ある種のサービス精神も必要なのではないでしょうか。著者の次の本を楽しみにしています。
無学な一般大衆向けの本
まったく内容のない本であり、こんな本が出たところで、日本の英語教育に何らのインパクトがあるとは思えない。
そもそも地方の三流私大の教授風情に、このような大仰なタイトルの本を書く資格があるのだろうか?
岩波新書もすいぶんレベルが落ちたものである。まぁ、その程度の読者を相手にするように営業方針を切り替えただけかもしれないが。少しでも英語教育に素養のある人間にとっては、およそ読むに値しない本である。
冷静な議論。英語教師批判は注目すべし。
日本の英語教育と言うと何か教育史的なものを思い浮かべがちであるが、
この本はむしろ、これからの日本の英語教育がどのような政策のもとで
行われるべきか、あるいはどのような方法論を採用すべきか、といった
ことを講じるという性格のものである。著者はこれからの日本にとって
の英語の必要性を認めており、日本人が英語ができないのはそもそも
必要ないからである、という一種の開き直り的な姿勢は採っていない。
そして、英語の必要性を確信した上で彼は、現在の日本の英語教育が理念も
入念な政策も欠いた極めて『危うい』ものであり、漠然とした会話願望に
引きずられて迷走している感があるということを嘆き、義務教育としての
英語教育に相応しき根本思想として『英語教育を通して日本国民をどう育てる
か』という発想を中心に据えることの重要性を説くのである。本書の中にオリ
ジナリティに富んだアイデアを発見することは難しいが、全体を通して
非常に客観的な議論がなされており、偏りがないという点では安心して
読めるものである。

個人的な意見では、学習者の動機はあくまで実用的な
技能の向上に向けられるべきであるが、教師の側は同時にそのような
実践的な動機から行われる英語学習が学習者の知的能力や豊かな世界観の
養成にもつながるように工夫せねばならない、という著者の考えには大いに
賛同できるところがあった。また、第4章で著者が扱っている英語教師の
問題(教員養成の機構に潜む問題など)は、多くの人が意識しながらも
なかなか明確な形で論じられることのないテーマであるだけに、貴重な
議論ではなかろうかと思う。繰り返すが、全体を通して冷静な姿勢で
語られており、英語教育に携わる人はもちろん、英語教師になりたいと
思っている人や英語教育に関心のある学生などに読んでもらいたい一冊
である。(ただし、参考文献が巻末に明示されていないのは、
本書の性格から言って、相当に問題であると思う。)


英語教育 2009年 06月号 [雑誌]

[ 雑誌 ]
英語教育 2009年 06月号 [雑誌]

【大修館書店】
発売日: 2009-05-14
参考価格: 800 円(税込)
販売価格:
英語教育 2009年 06月号 [雑誌]
 
カスタマー平均評価:   0

英語教育はなぜ間違うのか (ちくま新書)

[ 新書 ]
英語教育はなぜ間違うのか (ちくま新書)

・山田 雄一郎
【筑摩書房】
発売日: 2005-02-08
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
( 通常5〜9日以内に発送 )
中古価格: 74円〜
英語教育はなぜ間違うのか (ちくま新書)
山田 雄一郎
カスタマー平均評価:  4
「批判と啓蒙の書」とのこと
 『言語政策としての英語教育』(山田雄一郎 2003年 溪水社)を読んだ編集者からのリクエストに応えるかたちで書き下ろされた本で、内容的に重なりがあるとのこと。  日本の英語教育政策を批判する本で、批判の矛先はその「理念のなさ」に向けられている。本書では、そういった理念なき英語教育政策に対する付和雷同を生み出す土台となっている、「国際化」「バイリンガル」「英語公用語論」「小学校英語」「ネイティブ・スピーカー」にまつわる誤解・迷信・神話を1つずつ正していく。  僕は日本の官僚を無能だとも無責任だとも思っていない。彼らがバカげた行政施策を打ち出すのには、それ相応の(政治的な)理由があるはずだ。ただ、そういう理由というものは大抵は公にされることなく、世間の無知を巧みに利用して実行に移されていくのだろう。本書は、それを食い止めるために世間の無知を何とかしようとしている本で、著者も「あとがき」で「この本は、批判と啓蒙の書である」と述べている。  序章と第一章が僕にとってあまり面白くなく(ここでは、世間一般のイメージについて論じられているのだが、著者の認識と僕の認識にだいぶ開きがあった)読み出しはやや不安だったが、第二章以降は面白かった。昨今ハヤリの面白オカしいだけの新書とは一線を画する、文系王道のハードな論述スタイル。歯に衣着せぬ物言いで、かなり強気一辺倒。著者の言っていることは正論ばかりで、正論嫌いの人は苦手に思うかも。各章のトピックは一応独立に論じられているが、そもそも各トピックは独立に存在しているわけではなく相互に絡み合う性質のものであるので、1度通して読んだ後もう1回読むとより理解が深まるのではないか、という気がする。  ちなみに、英語教育に三十年以上携わってきた著者のオススメ英語学習法が終章にチラリと書かれてあるので、興味のある人はそこだけ立ち読みしてみるのもいいかもしれない。
面白かった
あとがきで、「中高生を含む英語教育に関心がある人すべてに読んでもらいたい」 とあるように、平易な書き口で分かりやすくまとめられている。 英語教育をテーマに扱った本は、書店を覗けば所狭しと並んでいるが、 この本は説得力もあり内容も充実していて面白かった。 具体的には、「言葉は武器か」、「国際化=英語化なのか」、「バイリンガル の背後に見えるもの」、「英語公用語論の論の甘さ」、「小学校に英語教育を」、 「JETプログラムのALTにまつわる問題点」を扱い、それぞれ根拠となる資料を 示して自分の考えを述べている。小学校英語については少し意見が違ったが、 どれも読んでみる価値のあるテーマであるし、内容である。
英語教育学界では自己否定的だが・・・
とくに第二章や第四・五章など目次を本書題名と比べると矛盾していそうな印象だが,立場は明確な否。「問題の性質上,私の論述が,なるほどそうかと読む人すべてを納得させるとは思っていない」(9頁)とあるように,これはcry in the wildernessで(もっとも著者勤務校がwildernessのはずはないが),彼の業界(英語教育学)では自己否定的な発言に近い。英語は教えられるのか?という疑問に著者は否と答えるから。斎藤兆史『英語襲来と日本人』も同じ立場だ。学校でいくら教員が優れていようとも,出版社が教材開発とかいくらやっても,やる気のない,動機に欠けた学習者に修得は不可能だ。英会話学校は,受験英語を目の敵にし,会話重視という幻想を,まだモノのわかっていない無知蒙昧な大衆に訴えかける点を衝いたビジネスモデル(商法)に立脚している。

日本の国際化(もしくはグローバリゼーション)という場合,急務なのは,大学研究者(とくに文系)や中央官僚たちの英語力増進の方が効果的だ。民間企業は暗中模索しながら独自にやっている。何故に論文が日本語なのにタイトルだけが英語なのだ?? 不見識というより見栄っ張りに近い。ビジネスとしては多いに儲かる奥様方や子供たちのお遊び英会話よりは国益という点では格段に有効だと思う。

「多言語主義」という場合,欧州とアジアでは包含される言語種類が異なることに著者は注意を喚起している。欧州で日本語や中国語が含まれることはないのに対し,アジアでは英語が含まれないことは考えられないという事実だ(136頁)。注目すべきだ。

著者は英語教育学界の研究者であるにも拘らず(職業差別?),『日経』記事も渉猟していた(114頁)。珍しいという印象を受けた。敬意を表しておきたい。それとも,株でもやってるのかな?
英語習得にも王道なし
日本の英語教育の問題について、説得力のある説明がなされている。本書に続いて岩波新書から出た「日本の英語教育」と併読されると、著者の論点が明確につかめる。帯の「バイリンガルはかっこいい」と思っている一人として、どうしても英語を話せるようになれないのは、英語教育のせいだと、その論拠を求めたのだが、半分はあたり、半分ははずれ、というところである。著者の論点を踏まえて、220ページ以下に記載される「勉強法」に基づいて、もう一度(いや何度目であれ、初めてであれ)チャレンジするとよいのではないかと思わせてくれる。英語習得にも王道なし。逆にいえば、努力をして話せるようにならないはずがないということが、改めて確認される。英語の習得が大変な取り組みであることを自覚した上で、なされる努力は必ず報われるということである。一読して、努力する力を受け取ってみてください。
笑わせてはくれないが冷静な議論
最近、この種の本が氾濫しているので、ちょっと食傷ぎみでしたが、結局読んでしまいました。類書とは違い、英語教育の専門家らしく、かなり冷静な議論がすべての論点について、展開されており、結論もかなりconditionalなるものとなっています。その意味ではあまり面白くないという部分もあります。著者の方法論は、”この肥大化した言語に対する思い込み”や”英語に英語以上の何かを期待してやまない”日本人の偏見とその繰り広げられ”喜劇の世界”を解き明かし、至極当然な結論へと導かれます。221ページからの大きな原則は、当たり前ながら、もう一度、基本を確認させてくれます。


アウトプット重視の英語授業

[ 単行本 ]
アウトプット重視の英語授業

・伊東 治己
【教育出版】
発売日: 2008-12
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
 Amazonポイント: 25 pt
( 在庫あり。 )
アウトプット重視の英語授業 ※一部大型商品を除く
伊東 治己
カスタマー平均評価:   0

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